ご利用の前に
Q. ストレージは、どのぐらい追加することができますか?
- ストレージは最大で1,000GBをサポートし、サーバ1台あたり最大で16のストレージを利用することができます。
Q. ストレージを追加する方法を教えてください。
- サーバで‘ストレージを追加する’メニューを利用して追加することができます。
ストレージメニューでもストレージを追加することができます。
Q. 追加したストレージはすぐ使うことができますか?
- サーバに追加されたストレージはすぐ使うことができます。サーバに管理者アカウントで接続し、ディスクのパーティション、フォーマット、マウントなどを行って使います。
Q. ストレージをマウントする方法を教えてください。
- OSによってマウント方法は異なります。詳しくは、ストレージ追加ガイド> Linux / Windows / Ubuntu Server、Desktopをご参照ください。
Q. 追加したストレージを削除する方法を教えてください。
- ストレージを選択し、'ストレージを削除する'機能を利用すれば削除することができます。但し、ストレージがマウントされた状態では、ストレージを削除することができませんので、マウントを先に解除してください。
ストレージを追加する
Step 1. ンソールへの接続及びサーバの選択
コンソールに接続し、ストレージを追加するサーバを選択します。
- サーバでベーシックストレージの他に、ストレージを追加する方法です。
① サーバ及びストレージから[サーバ]を選択します。
② サーバリストからストレージを追加するサーバを選択します。
- サーバがなければ先にサーバを作ります。サーバの構築方法は‘サーバの構築ガイド’をご参照ください。
③ ‘サーバの管理及び設定の変更’から[ストレージを追加する]をクリックします。
Step 2. (無料)プロモーションの選択(1/2)
プロモーションを選択します。
① ストレージの構築に用いるプロモーションを選択します。
② [適用する]をクリックします。
Step 2. (有料)プロモーションの選択(2/2)
プロモーションを選択します。
① ストレージの構築に用いるプロモーションを選択します。
② [有料製品を購入する]をクリックします。
Step 3. ストレージ名及びサイズの選択
追加するストレージ名、サイズを入力します。
① ストレージの種類を選択します。
② ストレージ名を入力します。
③ ストレージサイズを入力します。トレージサイズは、最小で10GBであり、10の倍数で入力することができます。
④ [追加する]をクリックします。
⑤追加するストレージ名と適用するサーバ、サイズを確認し、[確認]をクリックします。
Step 04. 追加されたストレージの確認
サーバリストから追加されたストレージを確認します。
① サーバリストからストレージを追加したサーバを選択すると、下にストレージの追加内容が表示されます。
② ストレージリストでも、追加されたストレージ情報と割り当てられたサーバの接続情報が表示されます。
ストレージをマウントする(Linux)
Step 1. ストレージ状況の確認及び追加
ストレージを追加します。
① ストレージを割り当てる前にfdisk –lコマンドでディスクを照会した画面です。
- 現在、/dev/xvda1ディスクが追加されていることを確認することができます。
② ストレージを割り当てた後、fdisk –lコマンドでストレージが追加されていることを確認します。
- /dev/xvdbディスクが追加されているが、当該ディスクにパーティションが作成されていないことを確認することができます。
Step 2. ディスクのパーティション
ディスクのパーティションを行います。
③ fdiskコマンドを使って、/dev/xvdbにディスクのパーティションを行います。ちなみに、パーティションを行おうとするdisk名は、管理コンソールから確認することができます。
- a. パーティションを新しく作成するために‘n’をクリックします。
- b. 作成するパーティションのタイプに応じて、primary typeであれば‘p’、extended typeであれば‘e’をクリックします。(primary typeで作成することが一般的であり、primary領域のパーティションが足りない場合、追加でextended typeで作成します)
- c. 作成するパーティション番号とcylinder領域を入力します。(もし、追加するdiskを全体としてmountしようとする場合、default値をそのまま使います。)
- d. ‘w’をクリックして当該構成を適用します。パーティションの作成が完了します。
Step 3. ストレージのフォーマット
ストレージをフォーマットします。
④ fdisk –lコマンドでストレージが正常にパーティションされていることを確認します。
⑤ パーティションされたストレージをフォーマットします。
サーバイメージによって、フォーマットコマンドが異なります。
- CentOS 5.x:mkfs.ext3 /dev/xvdb1
- CentOS 6.x:mkfs.ext4 /dev/xvdb1
- Ubuntu Server / Desktop:mkfs.ext4 /dev/xvdb1
Step 4. ストレージのマウント
ストレージをマウントします。
⑥ マウントポイントを作成し、ストレージをマウントします。ここでは、/mnt/aに/dev/xvdb1マウントします。
⑦ 正常にマウントされているかを確認するために、 ‘df –k’コマンドを実行します。 /dev/xvdb1が/mnt/aにマウントされていることを確認することができます。
⑧ サーバのブート後でも、マウント情報を保持するためには、画面のように/etc/fstabにその情報を保存する必要があります。
追加されたストレージをボリュームで登録する(Windows)
Step 1. ディスクの管理
ボリュームとして登録するために、まずディスク管理者ウィンドウを開きます。
- Windowシステムは、リモートデスクトップを利用して接続することができます。詳しい接続方法については、‘Windowsサーバの接続ガイド’をご参照ください。
① Windowsサーバに接続した後、[スタート]-管理ツール-コンピューター管理を起動します。
② コンピューターの管理ウィンドウの左のコンソールツリーフレーム内の保存先メニューの中のディスク管理を選択します。
Step 2. ディスクの初期化
まず追加されたストレージ(ディスク)を初期化します。
③ ディスク管理メニューを選択すると、即時自動的にディスクの初期化対話のボックスが開きます。左上のイメージのように、追加するディスクをチェックしてパーティション形式をMBRに選択した後、確認ボタンをクリックします。
④ ディスクの初期化対話のボックスがすぐ表示されない場合には、左下のイメージのように、ディスク1というボックス上からマウスの右クリックをして”ディスクの初期化”を選択してボックスを開くことができます。
Step 3. ボリューム作成のウィザード
ディスク管理で割り当てられていないディスクを選択します。
- ボリューム作成のウィザードは、基本(デフォルト)値で設定内容をガイドします。
⑤ イメージのように、ディスク1というボックスの右にある”未割り当て”というテキストの書かれたボックス上でマウスの右クリックしてメニューを選択します。この説明では、“新しいシンプルボリューム”というメニューを選択します。
‘ボリューム作成のウィザード’からボリュームの種類を選択します。
⑥ ボリューム作成のウィザードが起動すると、[次へ]をクリックします。
⑦ ボリュームサイズを確認し、[次へ]をクリックします。
ディスクサイズと文字を選択します。
⑧ ドライブ文字を割り当て、[次へ]をクリックします。
⑨ フォーマットを設定し、[次へ]をクリックします。
- 速いフォーマットの実行をチェックすると、所要時間が短縮されます。
ディスクのフォーマットを行い、設定内容を確認してボリュームの作成を完了します。
⑩ 設定内容を確認し、[完了する]をクリックします。
Step 4. フォーマット及び確認
フォーマットの後にドライブを確認します。
⑪ フォーマットが完了し、‘正常’と表示されます。
⑫ 設定したドライブにディスクが割り当てられているか確認するためには、[スタート]から[コンピューター]を選択し、ハードディスクドライブを確認します。