使う前に
Q. Cloud DB for REDIS サーバーにどのようにアクセスしますか。
- CloudDB商品は、現在NAVERクラウドプラットフォーム内部からのみアクセスが可能なので、CloudDB商品にアクセスするアプリケーションサーバーはNAVERクラウドプラットフォーム内部にある必要があります。
コンソールに接続した後、次のステップでDB サーバーに接続することができます。
コンソールからアプリケーションサーバー(以下APP サーバー)を作成します。
APP サーバーにユーザーが接続できるように、公認IP アドレスやポートフォワーディングを設定し、管理者パスワードを確認します。
ターミナルプログラムを利用してAPP サーバーに接続します。
コンソールでRedisサーバーを作成します。
Redis サーバーにAPP サーバーがアクセスできるように、RedisサーバーのACGを設定します。
Redisクライアントを利用してRedisに接続します。
Cloud DB for REDIS クイックスタートガイド
Step 1.APPサーバ作成
コンソールからアプリケーション用APP サーバーを作成します。 詳しい内容は、「サーバ作成ガイド」をご参考ください。
① + サーバ作成をクリックします。
② サーバーイメージを選択します。 (Windows Server の中で選択)
③ 次をクリックします
④ 情報を入力した後、 次をクリックします。
⑤ 保有している認証キーがない場合、新しい認証キーを作成し、 次をクリックします。
⑥ 保有しているACGがない場合、新規ACGを作成します。
⑦ 簡単な設置のため、あらゆる場所から接続できるように0.0.0.0/0に設定しますが、できれば個人PCでのみアアクセスできるよう、単一IPを設定してください。
- 個人PCのIPアドレス確認サイト: http://www.findip.kr/
- アプリサーバーのACG名は、後日 Redis サーバーにACGを追加する時に使用されます。
⑧ 作成をクリックして新規ACGを作成します。
⑨ 最終確認後、サーバー作成をクリックします。
Step 2. 接続環境の設定
APP サーバーにユーザーが接続できるように、公認IP アドレスやポートフォワーディングを設定しなければなりません。「管理者パスワードの確認」 機能を利用してサーバー接続時に必要な root のパスワードを確認します。
本ガイドでは、ポートフォワーディング方式を用いて設定することにします。 詳しい内容は、「公認IP使用ガイド」や「ポートフォワーディング利用ガイド」をご参考ください。
ポートフォワーディング設定
① コンソールでサーバー接続後、ポートフォワーディングするサーバーを選択してから、ポートフォワーディング設定をクリックします。
② 外部から接続するポート番号を入力します。
③ 追加をクリックします。
④ 適用をクリックします。
⑤ ポートフォワーディング設定が完了し、IP: 101.101.160.130 / PORT: 1201で接続可能な状態になりました。
管理者のパスワードを確認
サーバーに接続するためには root ユーザーのパスワードを確認する必要があります。
① サーバー管理および設定変更 > 管理者パスワードの確認をクリックします。
② サーバー作成時に作った認証キーを設定します。
③ パスワードの確認をクリックします。
④ パスワードを確認します。
Step 3. APPサーバ接続
ターミナルプログラムを利用してAPP サーバーに接続します。
① ポートフォワーディング設定で得たIP アドレスとポート番号を入力します。
② Openをクリックします。
③ はいをクリックします。
④ 管理者パスワードの確認で得たパスワードを入力します。
- passwdコマンドを通じてrootパスワードを変更することができます。
Step 4. Redis サーバ作成
コンソールに接続し、Cloud DB for REDISサーバーを作成します。 もっと詳しい内容は、「Redisサーバ作成/管理および設定ガイド」をご参考ください。
① + Redis Server 作成をクリックします。
② サーバーの設定を入力し、次をクリックします。
③ 最終確認後、作成をクリックします。
Step 5. ACG 設定
Redis サーバーにAPP サーバーがアクセスできるようにRedis サーバーのACGを設定します。
① ACGを設定するRedis サーバーのACGボタンをクリックします。
② 設定するACGを選択します。 ここでは自動的に作成されたRedisサーバのACGであるcloud-redis-az7bを選択します。
③ ACGの設定ボタンをクリックします。
④ アクセスソースにAPP サーバーのACG名を入力します。 ここでAPP サーバーのACG名は'redis-web'です。
⑤ 許容ポート番号を入力します。
⑥ 追加をクリックします。
⑦ 適用をクリックします。
Step 6. Redisに接続
APP サーバーからRedis サーバーにアクセスするためのすべての設定を完了しました。 実際にRedis サーバーに接続できるかRedis Clientをインストールし、接続テストを行います。
REDIS 設置
redis.ioのホームページでStableバージョンの4.0.6バージョンをダウンロードして設置します。
[root@redis-web ~]# wget http://download.redis.io/releases/redis-4.0.6.tar.gz [root@redis-web ~]# tar xvfz redis-4.0.6.tar.gz [root@redis-web ~]# cd redis-4.0.6/ [root@redis-web redis-4.0.6]# make
Redis サーバー情報確認
- Redis サーバーに接続するには、ホストIP アドレス、ポート番号、ユーザ名、パスワードが必要です。
- ポート番号、ユーザ名、パスワードは、Redis サーバーの設置した時に設定した値を使用します。
- Cloud DB for Redisでは、Redis サーバーのIPアドレスの代わりにDNS名を使ってサーバーにアクセスします。
① Redis サーバーのIPアドレス代わりに使うDNS名です。
② Redis 接続ポート番号です。
- Redisに接続
[root@redis-web ~]# cd redis-4.0.6/src/
[root@redis-web src]# ./redis-cli -h ①DNS명 -p ② Redis 接続ポート
-- 接続例題
[root@redis-web src]# ./redis-cli -h redis-fk5o.beta-cdb.ntruss.com -p 6379
redis-fk5o.beta-cdb.ntruss.com:6379>
関連情報リンク
Redis サーバー作成後、管理、モニタリング、バックアップ、イベント関連で以下の使用ガイドをご参照いただけます。