ご使用の前に
VPC環境で利用できます。
Q. Cloud DB for Redis (on VPC)とはどのような商品ですか?
- Cloud DB for Redis (on VPC)はRedis Clusterをサポートします。
- Redis ClusterはRedisのインストールを実行する方法を提供します。データは複数のRedisノードで自動に分割されます。これに従って、次のようなメリットがあります。
- トラフィック分散:データを数台の装備で処理することで、特定データに集中されるトラフィックをサーバが分けて処理
- 高可用性:サーバを一つにまとめて一つのシステムのように動作することでクライアントに高可用性を提供
- バックアップサーバの補完:データ流失最小化
- Cloud DB for Redis (on VPC)はキャッシュDBであるため、データの完全性の保証はしません。重要なデータは別に保存することをお勧めします。
Q. Redisキャッシュサーバを作成する前に、何を準備しなければなりませんか?
- Cloud DB for Redisは現在、NAVERクラウドプラットフォームの内部でのみアクセスできるため、DBサーバにアクセスするアプリケーションサーバは、NAVERクラウドプラットフォームの内部にある必要があります。
- Redisキャッシュは、インメモリキャッシュサービスでキャッシュに保存されるデータのサイズを予測することがとても重要です。データのサイズが、作成したRedisキャッシュサーバのメモリサイズを超える場合、これ以上保存できないため適切なメモリサイズを予測して作成する必要があります。
Q. Redis Clusterを作成する時に、何を考慮すればよいですか?
- Cloud DB for Redis商品は、Redisの特性を反映するために最も最適な性能を発揮できる4 vCPUに統一され、様々なタイプのサーバタイプをユーザーのサービス規模に合わせて選択して使用できます。追加のメモリ空間が必要な場合、サービス中に一度再起動するだけで、より大きいメモリサイズに変更できます。
- データシャーディング(Data Sharding):大量のデータを処理するために複数のDBMSに分割する技術です。DBMSの中でデータを分けることではなく、DBMSの外でデータを分ける方式です。シャードの数やシャード当たりのコピー数を指定する必要があります。
Q. Redis Cluster HAとシャーディングはどのように動作しますか?
Redis ClusterのHAとシャーディングは、Redis Cluster自体でサポートする機能を使用し、正常動作のためには互換できるClientを使用する必要があります。
サポートされるClientは ( https://redis.io/clients ) を参考にしてください。
Q. Redis Clusterの作成手順はどのようになっていますか?
- コンソールにアクセスした後、次の段階で簡単にRedisサーバを作成することができます。
- コンソールにアクセス:NAVERクラウドプラットフォームで提供するCloud DB for Redis (VPC) コンソールにアクセスします。
- サーバとRedis設定:Redisサーバタイプ、Redisサーバ名、HAとバックアップの有無などを決めます。
- 最終確認:サーバタイプなどのサーバ設定情報やRedis設定情報、バックアップ情報などのユーザーが選択した情報を最終確認してRedisサーバを作成します。
Q. Redis Clusterスペックの変更に制約はありますか?
- Redis Clusterスペックは同じタイプ内でのみ変更できます。
- インメモリの特性上、より大きいキャッシュメモリサイズタイプにのみスペックが変更できます。
- 高可用性を選択してActive、Standby 2台のサーバに構成された場合、すべて同じサーバスペックに変更されます。
- Cloud DB for Redis商品は、スペックを変更する時にサーバ再起動となるため、これによるサービス影響がある場合があります。
- スペックを変更する時、メモリにあるデータをディスクに保存するためデータの連続性を保障します。 (スペック変更が完了すると、dbsizeコマンドでデータを確認することをお勧めします。)
Q. Redisコマンドの制約はありますか?
- 円滑なCloud DB for Redisサービス運用のために、以下のコマンドは使用できません。
一部のコマンドに関してはAPIをサポートする予定です。- BGREWIRTEAOF
- BGSAVE
- SAVE
- SLAVEOF
- FLUSHALL
- FLUSHDB
- CONFIG
- KEYS
- MIGRATE
- SHUTDOWN
Q. VPC環境でRedis Clusterではなく、Redis Sentinelを利用したいです。
- VPC環境でRedisサーバーの作成時に [Redis Simple]を選択して利用可能です。
- 詳細については、Redisサーバの作成/管理及び設定ガイド を参考にしてください。
Q. VPCとは何ですか?
NAVERクラウドプラットフォームのVPC(Virtual Private Cloud)は、パブリッククラウド上で提供される顧客専用のプライベートネットワークを意味します。
顧客のアカウントごとに最大3個のVPCを作成でき、各VPCは最大ネットマスク「0.0.255.255/16」(IP 65,536個)サイズのネットワークアドレス空間を提供します。
VPCは他のVPCネットワークと論理的に分離され、既存顧客のデータセンターネットワーク同様に実装できます。Subnet(Subnet)はVPCネットワーク空間を細分化して使用できる機能です。必要に応じてInternet Gatewayと接続してインターネット通信をサポートします。
Redisサーバの作成
Step 1. コンソールにアクセス
コンソールにアクセスします。
① 作成したRedisサーバがないため、以下のような文言が表示されます。
- 現在作成されたRedis Clusterがありません。
Redis Server作成ボタンをクリックして新しいRedis Clusterを作成してください。
② Redisサーバを作成するには、Redis Cluster作成をクリックします。
Step 2. サーバ及びRedis設定
Redis Serverを設定します。
[Redis Cluster]を選択します。
① VPCを選択します。
② 選択したVPCにアクセスする際に利用するSubnetを選択します。VPCを選択すると、当該VPCに作成されたSubnetリストを確認できます
- Cloud DB商品はPrivate Subnetでのみ作成できます。
③ ノードあたりのMemoryを選択します。
- node別のメモリ設定です。
- 合計利用可能メモリはMaster nodeのメモリ総合と同じです。
④ シャード数を選択します。
- 作成するシャード数です。最小3個で最大10個です。Master nodeの数と同じです。
⑤ シャード当たりのコピー数を選択します。
- Redis ClusterはMaster nodeとSlave nodeで構成されています。HAのためにはSlave nodeが必要です。
- コピーを追加する際、すべてのMasterノードにそれぞれ1個ずつSlave nodeが割り当てられます。
- ex) シャード数3、シャード当たりのコピー1 -> Master node:3台、Slave node:3台
⑥ Config Groupを選択します。
- Config Group設定はCloud DB for Redis (on VPC) --> Config Groupで追加/変更/削除できます。
- 詳細については、Config使用ガイド(on VPC)を参考にしてください。
⑦ Redisサーバ名を入力します。
- Redis Server名はお客様がRedisサーバを区分するための名称であり、ユーザーが入力した名前の後ろに001、002のように数字を付けてサーバを区分します。
- 例えば、Redisサーバ名をmyredisと入力すると、作成されるredisサーバ名はmyredis-001で作成されます。
⑧ Redisサービス名を入力します。
- Redisサービス名はロール別のRedisサーバを区分するための名前です。
- 例えば、「ランキング用Redis」、「ゲームユーザーRedis」のようにRedisサービスのロールを区分するために使用します。
⑨ Redisのアクセスポート
- Redisの基本アクセスポートを使用したり、1000~20000番の間のポートを指定します。一度指定したポート番号は変更できません。
⑩ Backup使用の有無をチェックします。
⑪ Backupファイルの保存期間及びBackupの実行時間を設定します。
- Backup使用の有無をチェックすると有効化になります。
Step 3. 最終確認
設定した内容を最終確認します。
① Redisサーバの情報が正常に設定されているか確認します。
② Redis Cluster情報(シャード数、シャード当たりのコピー、Redisアクセスポート、利用可能メモリ)が正常に設定されているか確認します。
② Backup情報(ファイルの保存期間、Backup時間)が正常に設定されているか確認します。
Redis Clusterリスト及び管理
作成したDB Serverをリストで確認します。
① Redis Serverを削除できます。
- 運用中のRedis Clusterを削除します。高可用性を使用している場合、Active MasterサーバとStandby Masterサーバがすべて削除されます。
② モニタリングできます。
- モニタリングアイコンをクリックして、該当するRedis Clusterに対するモニタリング画面にすぐ移動できます。
③ 管理タブをクリックして次の設定を変更できます。
- スペック変更
- Config Group
- Clusterの設定
- Backupの設定
④ Redis Config内容を変更できます
- 詳細については、Config使用ガイド(on VPC)を参考にしてください。
⑤ ACGの設定を変更できます。
- ACGの作成/変更/削除ができます。
① クラスタ内の各ノードの詳細内容を確認することができます。
① 確認可能な情報は、以下のとおりです。
- ホスト名
- メモリー
- Status
- Role (Master / Slave)
- Slot
- ドメイン
Redis Cluster Node追加
Redis Cluster Nodeを追加することができます。
①[Nodeを追加]を選択します。
①追加されるシャードの数を選択します。
②シャドー追加時現在設定されている複製ノードも一緒に追加されます。
[OK]ボタンを選択して、クラスタのNode追加を実行します。
※ Cluster Node追加は、少なくとも3時間以上かかるという点参考お願いします。
Redis Cluster Server接続
- 同じVPC内のApp Serverを介して接続が可能です。
- 詳細接続ガイドは、Cloud DB for REDISクイックスタートガイドを参考にしてください。
関連情報に移動する
Redisサーバを作成した後の管理、モニタリング、バックアップとイベントに関して以下の使用ガイドを参考にしてください。