使う前に
Q. ローカルPCからCloud DB for MSSQLにアクセスできますか。
- SSL VPN商品を使用すると、ローカルPCからCloud DB for MSSQLにアクセスできます。
- SSL VPNに対する詳しい説明は「SSL VPN使用ガイド」を参考にしてください。
Q. SSL VPNを使用中ですが、Cloud DB for MSSQLへの接続ができません。
- SSL VPN Agentが実行中であることを確認します。
- Agentが実行されているのにDBに接続できない場合は、本ガイドのDBサーバー接続設定を参考にしてください。
SSL VPNを利用したDBサーバ外部アクセスガイド
SSL VPN 商品を使用すると、ローカル PC から Cloud DB for MSSQL にアクセスできます。
様々なアクセス方法のうち、MSSQL ClientであるSSMS(SQL Server Management Studio)によるアクセス方法をご紹介します。
本ガイドは、Cloud DB for MSSQLとSSL VPNを使用中であることを仮定して作成しました。 「DBサーバーの作成及びアクセスガイド」と「SSL VPN使用ガイド」を参考にして基本環境を設定してください。
SSL VPN Agent 開始
SSL VPN Agentをスタートします。
DB サーバー接続設定
ローカルPCからSSMSを利用してDBサーバーに接続するためには、SSL VPNがDBサーバーに接続できるように2つの設定をしなければなりません。
Step 1. SSL VPN 情報確認
コンソールに接続してSSL VPNのIP アドレス帯域を確認します。
① SSL VPNの帯域は、1.1.1.1/28です。
Step 2. DBサーバーACGを設定
Cloud DB for MSSQLコンソールに接続し、DBサーバーのACGを設定します。
① ACGをクリックします。
② DB サーバーを選択します。
③ ACGの設定をクリックします。
④ SSL VPNが接続できるように設定を追加し、適用をクリックします。
- アクセス:SSL VPNのIPアドレス帯域
- 許容ポート:DBサーバーポート
Step 3. DBサーバー接続情報の確認
Cloud DB for MSSQLコンソールに接続し、DBサーバーへの接続情報を確認します。
① Privateドメインで、DB サーバーホスト名と類似した名で使用されます。
- Privateドメイン : mssql-41hqc.cdb.ntruss.com
② DB 接続ポートです。
- DB サーバーポート: 1433
Step 4. DBサーバーのアカウント情報の確認
① DBの管理をクリックします。
② DB ユーザ管理をクリックします。
③ DB USER_IDの値を確認します。
- MSSQL サーバー作成時に入力した値です。
SSMSの設置
DB接続のための設定が終了したら、DBサーバーに接続するWindows APPサーバやローカルPCでSSMSを設置します。
SSMS(SQL Server Management Studio)はMSSQL DBの全ての構成要素について、アクセス、構成、管理、保守するために使用するグラフィック基盤管理ツールです。
SSMSはMicrosoft公式ホームページからダウンロード可能です。
SSMSに接続
上記で確認したDB サーバーへの接続情報を使ってSSMSに接続します。
Step 1. SSMS Connection 作成
① サーバタイプ:データベースエンジン
② サーバー名:DNS名、DB接続ポート(休止符で区分します。)
③ 認証:SQL Server 認証
④ ログイン:DB User ID
⑤ 連結 をクリックして DB に接続します。
つながらなかったらACGやVPN設定をもう一度確認してください。
SSMSを使用する
もうローカル PCのSSMSで DB サーバーに接続して使う準備ができました. 詳しい使い方はSSMSホームページのガイド文書を参考してください。
関連情報リンク
下記のガイドで関連情報を確認することができます。
・クイックスタートガイド ・DBサーバーの作成及びアクセスガイド ・DBサーバーの詳細表示および設定ガイド ・Config Group設定および使用ガイド ・Monitoring使用ガイド ・Backup使用ガイド ・Event使用ガイド ・SSMS設置及び使用ガイド ・SSL VPN使用ガイド ・SSL VPNを利用したDBサーバー外部アクセスガイド