Classic環境で利用できます。
ご使用にあたって
Q. Gitlab CE商品は何ですか?
- Gitlab CE商品は、"Linux + Gitlab CE"Stackインストールプロセスをワンクリックで起動できる設置型サービス商品です。
- Gitlab CE商品は、Linuxをオペレーティングシステムとして使用しつつ、Gitlab CEを活用したCollaboration Codeサービスプラットフォームです。
- Gitlab CE商品は、安定性に優れたNAVERクラウドプラットフォームのComputeインフラサービスに自動的に構成され、いくつかのステップの設定を通じて即時にサービスに投入することができます。
Q. Gitlab CE 商品を使用するとどのようなメリットがありますか?
- NAVERクラウドプラットフォームのインフラを活用して、安定的にGitlab CE Collaboration Codeサービスを提供することができます。
- サーバのイメージとスペックを選択して、Gitlab CEサーバを自動でインストールし、Gitlab CEサービスをスタートすることができます。
Q. Gitlab CE サーバはどのように生成しますか?
コンソールのCompute > Server メニューからGitlab CEサーバイメージを選択して生成することができます。
希望する仕様のサーバを生成し、必要に応じてストレージを追加します。
月料金制と時間料金制があり、サーバを生成した後、接続環境を設定して利用することができます。
Gitlab CE Webサービスを利用するためにグロバールIPアドレスを申込み、ACG設定で
Server Port
ポートを追加する必要があります。( Portは、変更可能です。)コンソールに接続した後、以下のステップを通じて簡単にサーバを生成することができます。
Q. Gitlab CE 商品にインストールされるオープンソースはどのようなものがありますか?
- Gitlab CE 商品のオープンソースは次のように提供されます。
- Gitlab Community Edition
Q. Gitlab CE Web サービスに接続することができません。
- Gitlab CE Web サービスを使うためにはグロバール IPアドレスを申込んでサーバに割当てるべきであり、ACGに
Web Server Port
ポートが追加されていなければなりません。 - グローバルIPアドレスとACGを確認した後も接続されていない場合は、Webサーバプロセスが停止された状態なので、ターミナルで再起動コマンドを実行してプロセスを再スタートします。
Q. Gitlab CE 商品はどのディレクトリにインストールされますか?
- Gitlab CE 商品のファイルの位置は、
/root/gitlab
です。 - データの損失を防ぐために、インストール経路をバックアップしておくことをお勧めします。
Gitlab CE サーバの生成
Gitlab CEサーバの生成及びサービス接続のプロセスは、NAVERクラウドプラットフォームのApplication設置型商品と同じです。設置型商品のサーバの生成過程を参考にしてGitlab CEサーバを生成し、サービスにアクセスすることができます。
Step 1. コンソール接続
コンソールに接続してCompute > Serverメニューを選択します。
① サーバを生成するためには、サーバの生成ボタンをクリックします。
Step 2. サーバイメージの選択
Gitlab CEサーバイメージを選択してサーバを生成します。
① Gitlab CEイメージを選択します。
② ポップアップ画面の案内(グロバールIPアドレスを確認し、ACGの申込み、初期パスワードの確認)を確認します。
③ 確認ボタンをクリックすると、ポップアップ画面が閉じてサーバ情報入力画面に移動します。
Step 3. サーバの設定
ストレージの種類、サーバタイプ、料金プラン、Zoneを選択して、サーバ名を入力します。
① Zoneを選択します。
- Gitlab CEサービスは、すべてのRegionで対応します。
② 起動ストレージとして使用するストレージの種類を選択します。
③ 希望するサーバタイプを選択します。
- 一部サーバの仕様は、ブートディスクのタイプに応じて、サポートされないことがあります。
- 使用容量に応じて、サーバタイプの中から一つを選択してください。
④ 料金制は月料金制や時間料金制から選択できます。
⑤ サーバ名を入力します。
- お客様がサーバを区別するための名称で、重複して使用することができません。
⑥ 次へのボタンをクリックします。
Step 4. 認証キーの設定
保有している認証キーがある場合保有している認証キーの利用を選択し、ない場合は、下記の手順に従って、新しい認証キーを生成します。
① 新しい認証キーの生成を選択します。
② 認証キー名を入力します。
③ 認証キーの生成及び保存ボタンをクリックして、ローカルPCに認証キーファイルを保存します。
- 新しい認証キーを発行します。
- 保存した後、認証キーは、お客様のPCの安全な位置に保管してください。
- 認証キーは、最初の管理者パスワードをインポートするときに利用されます。
④ 次へのボタンをクリックします。
Step 5. ACGの設定
保有しているACGを利用したり、新規のACGを生成して、ファイアウォールを設定することができます。
保有しているACGの利用
保有しているACGを利用して、ファイアウォールを設定する方法は次の通りです。
① ACGは必ず、選択する必要があり、基本的に提供する‘ncloud-default-acg’を含んで保有しているACGの中から一つを選択します。
- 保有しているACGは、最大5個まで選択できます。
- 必ずACGを選択することで、次へのボタンが有効になり、設定を行うことができます。
② 保有しているACGのほか、新規のACGを生成して設定したい場合は、新規のACGを生成を選択します。
③ 次へのボタンをクリックします。
新しくACGの生成
新たにACGを生成してファイアウォールを設定する方法は次のとおりです。
① 新規のACG生成でACG生成 ボタンをクリックします。
② ACG名を入力します。
③ ACG設定でプロトコル、アクセスソース、許可ポートを入力して生成します。
- プロトコル: TCP, UDP, ICMPから選択
- アクセスソース: IPアドレスまたはACG名を入力
- 許可ポート: 単一ポートまたは範囲を指定
- ターミナルアクセスのためには接続しようとするサーバのACGに、SSH 'TCP/22'に対するルールが設定されていなければなりません。ルールを追加するには、プロトコル、アクセスソース、許可ポートを記載して追加ボタンをクリックします。
④ サービスポートが追加された場合、生成ボタンをクリックします。
Step 6. 最終確認
設定した内容を最終確認します。
① サーバイメージ、サーバ、認証キー、ACGが正常に設定されているかを確認します。
② 最終確認後は、サーバの生成のボタンをクリックします。
- サーバが生成されるまでは、数分から数十分がかかります。
サーバリストで確認
生成したサーバリストで確認します。
① 生成したサーバがリストに表示されます。
② サーバが生成され、Gitlab CEパッケージがインストール終了し、サーバの状態が運営中になるまで待ちます。
グロバールIPアドレス使用の申し込み
Gitlab CE商品を使用するためには必ずグロバールIP アドレスを用いて接続します。この時、グロバールIPアドレス使用については有料になります。
① 左側のメニューからPUBLIC IP メニューを選択します。グローバルIPアドレスを取得するためには、グローバルIP申込みボタンをクリックします。
② 適用サーバの選択でグローバルIPアドレスを割り当てるGitlab CEサーバを選択します。
③ 次へボタンをクリックします。適用サーバ名を確認して、もう一度生成ボタンをクリックします。
ポートフォワーディングの設定
ターミナルプログラム(PuTTYなど)でサーバに接続するためには、ポートフォワーディングを設定する必要があります。
① 左側のメニューからServerメニューを選択します。サーバに接続するには、ポートフォワーディングの設定ボタンをクリックします。
② ポートフォワーディングの設定画面で、外部ポート番号を設定します。外部ポート番号の入力範囲は1024~65,534で、サーバ接続のための機能の他にサービスの目的で使用することができません。
(内部ポート番号は22で定められています。)
③ 追加ボタンをクリックすると、設定内容が下部に追加され、修正、削除ボタンをクリックして設定内容を修正、削除することができます。
④ 適用ボタンをクリックすると、設定した外部ポートにターミナルプログラムを利用して、SSH接続をすることができます。
ACG の生成
ACGのターミナルアクセスSSH('TCP/22')及びGitlab CEサービス('TCP/UDP' 設定)ルールを追加します。サーバの生成時にルールを既に追加した場合は、このステップのACG設定作業を行う必要がありません。
① 左側のメニューからACGメニューを選択し、上部のACGの生成ボタンをクリックします。
② ACG名を入力します。
③ 設定が終了すると、生成ボタンをクリックします。
ACG の設定
① 生成したACGを選択します。
② 上部のACG の設定ボタンをクリックします。
③ ACGルールの設定でプロトコル、アクセスソース、許可ポートを入力して生成します。
- プロトコル: TCP, UDP, ICMPから選択
- アクセスソース: IP アドレスまたはACG名を入力
- 許可ポート: 単一ポートまたは範囲を指定
ターミナルアクセスのために接続しようとするサーバのACGに、SSH 'TCP/22'に対するルールが設定されていなければなりません。ルールを追加するには、プロトコル、アクセスソース、許可ポートを記載して追加ボタンをクリックします。
④ 設定が終了されたら、適用ボタンをクリックします。
サーバ管理者パスワードの確認
ターミナルプログラム(PuTTYなど)でサーバに接続するためには、管理者パスワードが必要です。
① 左側のメニューからServerメニューを選択します。
② 該当のサーバを選択し、サーバの管理と設定の変更から管理者パスワードの確認を選択します。
③ Drop files here or click to uploadボタンをクリックしてサーバの生成時に個人のPCに保存した認証キーファイル(.pem)を添付します。
④ 添付後、パスワードの確認ボタンをクリックすると、ターミナルプログラムで最初のサーバ接続時に使用するパスワードを取得することができます。
- サーバに接続した後、管理者が覚えられるパスワードに変更して使用することをお勧めします。
ターミナル接続
ターミナルプログラム(PuTTYなど)でサーバに接続してサービスプロセスを管理することができます。
ターミナルプログラムでサーバに接続
① ターミナルプログラム(PuTTYなど)を実行します。
② サーバリストまたはコンテンツビューで確認した’サーバ接続用のグローバルIP’と’外部ポート’の値を入力して、Openボタンをクリックすると、サーバに接続されます。
- サーバ接続用のグローバルIPの確認:コンソールの Server > Serverメニューからサーバを選択した後、詳細情報からポートフォワーディング情報のサーバ接続用のグローバルIPの値を確認
- 外部ポート番号を確認:コンソールのServer > Server メニューからサーバを選択した後、詳細情報からポートフォワーディング情報の外部ポートの値を確認
③ ユーザー情報及びパスワードを入力してログインします。
- login as: root
- password: 上で確認した管理者のパスワード
④ ログイン後は、rootアカウントのパスワードを覚えられるパスワードに変更することをお勧めします。
passwd root
コマンドを入力した後、新しいパスワードを入力します。
Gitlab CE サーバの設定
Gitlab CEサーバイメージの生成時にGitlab CE Packageがインストールされるので、簡単に使用することができます。
以下のようにPublic IPの設定後、すぐにサービスを利用することができます。
NAVERクラウドプラットフォームサーバのPublic IP
機能を通じてGitlab Service IPを設定した後、
下記のように、該当の設定ファイルにGitlab IP
とGitlab Port
を設定します。
vi /etc/gitlab/gitlab.rb
下記のようにexternal_url
変数を設定したグロバールIPと使用するPortに設定します。
(...)
external_url 'http://{Your_Public_IP}:{Your_Gitlab_Service_Port}'
(...)
- Gitlab Configuration 実行
下記のコマンドを使って、上記の設定ファイルを修正する部分に対するre-configuraion
を実行します。
gitlab-ctl reconfigure
Gitlab CE サービスの使用
Gitlab CE サーバの設定が完了したら、下記のように、Webブラウザ接続を通じてサービスにアクセスすることが可能です。
- Gitlab CE サービスに接続
http://{Your_Public_IP}:{Your_Gitlab_Service_Port}
{Your_Gitlab_Service_Port}
で設定したポートは、 ACG 設定
を参考にして該当のサーバのポートをOpen しなければなりません。
このマニュアルの ACG の設定
を参考にして、該当のサーバのポートをOpenすることができます。
- Gitlab CE 最初のパスワードの設定
Gitlab CEサービスに最初の接続時、以下のようにパスワードを設定することができます。
- Gitlab CE ログイン
Gitlab CE 初期のパスワード設定を終了した後、以下のようにサービスにアクセスすることができます。
- Password : your gitlab ce password
- Gitlab CE 接続画面
Gitlab CE ログインすると、下記のように設定画面が実行されます。
- Gitlab CE Profile 設定
Gitlab CE アカウントボタンを押してから Profile
を選択すると、Profile設定が可能になります。
下記のようにProfile設定画面を確認することができます。
以下のようにAdmin Area
を実行すると、Dashboardを確認でき、いくつかの設定機能を活用することができます。
その他の詳細なGitlab CE機能を活用するためには、ユーザーマニュアルをクリックして確認することができます。
関連情報のショートカット
NAVERクラウドプラットフォームGitlab CE商品で使用されているソフトウェアの詳細については、次のWebページを確認してください。
下記のマニュアル(旧、ユーザーガイド)で関連情報を確認することができます。