使う前に
Q. NAVERクラウドプラットフォームのCDNとは何ですか?
- CDN(Content Delivery Network)サービスはインターネットユーザーにコンテンツを迅速かつ安全に配信するサービスです。 数多くのイメージコンテンツの速い配信、大容量コンテンツの超高速ダウンロード、メディアコンテンツの途切れることのないストリーミングサービスなど、多くの分野で活用されています。
Q.CDNの申込と使用はどうしたらいいですか?
- 2017年9月14日以降にCDN(DOMESTIC)商品は新規申込みをすることができません。 コンソールに接続した後、CDN+(DOMESTIC)商品が使用できます。 CDN(DOMESTIC)では新商品をご案内しています。 次のステップでCDNを簡単に申込·使用できます。
- CDN+使用ガイド
Q. CDNの主な機能にはどんなものがありますか。
HTTP/HTTPS 1.0および1.1規格に対応
HTTP Live Streaming、HTTP Progressive Downloadなど多様なプロトコルに対応
認証トークン方式の接続セキュリティ機能に対応
接近ドメイン制限機能に対応
コンテンツ交代に向けてキャッシングのコンテンツを削除する機能を提供
NAVERクラウドプラットフォームで提供する他の商品と連携されたサービスの提供(Server、File Storage、Monitoring Alarmなど)
CDNの使用によるアクセスログ(Access Log)提供(ただし、ログ保存によるFile Storage利用費用は別途請求)
月別の予想転送量と呼出量を超過するトラフィックについてアラーム提供
Q. CDN 関連用語まとめ
用語 | 説明 |
---|---|
Purge | CDNキャッシュサーバーに保存されているコンテンツを削除する機能 |
Cache expiry | CDNでキャッシュされたコンテンツがオリジンサーバーから変更されたかどうかを確認する周期を指定 |
Streaming | ネットワーク(インターネット)を基盤に、ユーザーにマルチメディア情報をリアルタイム(Real-time)で提供する技術。 NAVERクラウドプラットフォームCDNのストリーミングサービスは、HTTP Live Streaming、HTTP Pseudo Streaming、MPEG-DASHプロトコルに対応 |
Secure Token | トークン基盤の認証で許容されたアクセスにのみコンテンツを配信。 参考:http://jwt.io |
Ignore query string | CDNサービスがオリジンサーバーにリクエストする時?id=1234のようにURLに含まれたGETパラメータを除去した後にリクエスト |
Referrer domain | コンテンツが指定されたドメインにのみ提供されるため、他のサイトで参照されることを防止する。 ドメインは、www.domain.comまたは*.domain.com形式に対応し、数字、英字、"*"、"-"、"."のみ使用可能。 |
Access log | CDN使用ログを確認できる機能。CDN使用ログを自分のファイルストレージコンテナに約10分周期で保存する。 サービスは無料だが、ファイルが保存されるファイルストレージ利用料金は別途請求される。 |
HIT | 接続者がリクエストしたコンテンツが有効な形でCDNキャッシュサーバーにおいて、接続者のリクエストに対してすぐに回答するとき「HIT」と言う。 |
MISS | リクエストしたコンテンツがCDNキャッシュサーバーにない場合、オリジンサーバーからコンテンツを転送された後、サーバーに保存する場合を「MISS」という。 以前リクエストされた履歴がなかったり、有効期限が切れた場合、リクエストされたが応答した事がなかったり、キャッシュをしないように設定した場合にのみ発生する。 |
BYPASS | オリジンサーバー回答ヘッダにSet-Cookieヘッダがあるか、Cache-Controlヘッダーにprivate、no-cache、max-age=0などの内容がある場合、CDNサーバでキャッシングをせず接続者に伝達することを意味する |
動的コンテンツ | PHP/ASP/JSP等を利用して接続者ごとのリクエストに対して異なるコンテンツを回答する場合 |
静的コンテンツ | 一般的にJPG、PNG、GIF、MP4、ZIP、HWP、PDFのように全ての接続者に同一のコンテンツを伝達する場合 |
CDNを申し込む
9/14日以降にCDN(DOMESTIC)商品は新規申込みをすることができません。 コンソールに接続した上でCDN+(DOMESTIC)商品を活用したり、CDN(DOMESTIC)では新しい商品としてご案内しています。 次のステップでCDNを簡単に申込·使用できます。
-
CDN管理
設定変更
Step 1. コンソール接続
CDN申込時に設定した内容を変更できます。
① 設定した内容を変更するCDN サービスを選択します。
② 設定変更 ボタンをクリックします。
Step 2. 必須設定
設定する前に、各項目の ? ボタンをクリックして、ヘルプをご参照ください。
① サービス名の変更はできません。
② CDN サービスを利用するオリジンサーバーの位置を指定します。
- NAVERクラウドプラットフォームFileStorageを利用する場合、お客様が作成したコンテナが必要です。PUBLIC権限が付与されたコンテナのみ利用できます。
- 直接入力する場合、オリジンサーバーのIPまたはドメイン名を入力します。 オリジンとHTTPでのみ通信し、HTTPSでredirectされる場合、通信されません。 forward headerに対応しておりませんので、CDNサービスドメインに対する許可が必要です。
③ オリジンサーバー の位置で、実際にサービスされるオリジナルのファイルが位置するディレクトリーの位置を追加で指定します。
④ サービスプロトコルを選択します。
⑤ サービスドメインを選択します。
- CDNドメインを使用する場合、基本的にサービスID.cdn.ncloud.com形式で自動発行されます。
- 顧客保有ドメインを使用する場合、所有しているドメインを直接入力します。
- HTTPプロトコルを使用した場合、最大10個、HTTPSプロトコルは最大1個に対応します。
- 顧客保有ドメインを使用し、HTTPSを使用する場合はSSL認証書を登録する必要があります。
⑥ 必須設定をすべて選択したら、次へ ボタンをクリックします。
顧客保有ドメインの使用、HTTPSまたはHTTP/HTTPSを使用する場合、SSL認証書を登録
① 認証書登録 ボタンが有効化されます。
② 認証書登録のためのCertificate名、Private Key、Public Key Certificate、Certification Chainを登録します。
Certificate名:認証書を区分するための認証署名を入力します。
Private Key:認証書ファイルからBEGIN、ENDラインを含めてprivate keyの内容を全て入力します。
(例)
---BEGIN RSA PRIVATE KEY----- MIICXQIBAAKBgQDVCm3……… -----END RSA PRIVATE KEY——
Public Key Certificate:認証書ファイルからBEGIN、ENDラインを含めてprivate keyの内容をすべて入力します。
(例)
-----BEGIN CERTIFICATE----- MIICazCCAdQ……… -----END CERTIFICATE-----
Certification Chain: chaincaはSSL認証書の発行時に一緒に発行されたファイルで、普通はchaincaというファイル名で発行されます。 SSL認証書の発行時にchaincaファイルが一緒に発行された場合、Certification chainを入力しないと、認証書の検証時にエラーが発生します。 認証書の発行時にchaincaがない場合は、Certification chaincaを入力しないでください。
Step 3. 選択設定
Cachexpiry、Streaming、Secure Tokenなど付加的な設定をします。
設定する前に、各項目の ? ボタンをクリックして、ヘルプをご参照ください。
① Cachexpiryの設定をします。
- CDNキャッシュサーバーでキャッシュされたコンテンツがオリジンサーバー から変更されたかどうかを確認する周期を指定します。 ただし、オリジンサーバー の応答ヘッダにCache-Control:max-ageが存在すれば、その設定が優先されます。 頻繁にコンテンツ更新を行う場合は、短く指定して設定します。 ただし、短く指定するとオリジンサーバー の負荷が増えますので、注意して使います。
② Streamingの設定をします。
- オリジンストレージにあるMP3、MOV、MP4ファイルに対するHTTP Live Streaming、MPEG-DASH、Pseudo Streamingサービスを提供します。
③ Secure Token の設定をします。
- セキュリティキーを使用して許可されたアクセスにのみコンテンツを配信します。 CDNはセキュリティキーの正常発行の可否と有効期限、許容された経路の有無を判断してコンテンツを許容するかどうかを決定します。 セキュリティキーは自動発行され、内容の表示 で確認します。
④ Ignore Query String の設定をします。
- CDNキャッシュサーバがオリジンサーバにリクエストする時?id=1234と一緒にURLに含まれたGETパラメータを除去した後にリクエストします。 GETパラメータごとに異なる回答をする場合でなければ、「使用」を選択します。
⑤ Referrer Domain の設定をします。
- コンテンツが指定されたドメインにのみ提供されるため、他のサイトで参照されるのを防止できます。
⑥ Access Logの設定をします。
- File Storageの指定されたコンテナで、CDN使用ログを保存します。 この機能は、使用時にAPI認証キーが必要なので、My Page>認証キー管理でAPI認証キーを確認します。
Step 4. 確認
必須設定、選択設定した内容を最終確認します。
① 必須設定、選択設定した内容が正常に反映されたことを確認します。
② 最終確認後はCDN申込 ボタンをクリックします。
- CDNが申込されるまでは数分がかかります。
- 「申込中」→「運営中」に変更されます。
Purge
CDN의 Purge 機能が利用できます。
Purgeとは? CDNキャッシュサーバーに保存されたコンテンツを削除する機能です。
① PurgeするCDN サービスを選択します。
② Purge ボタンをクリックします。
③ サービスの全てのコンテンツを対象に一度にPurgeを行う「全体ファイル」と、特定のコンテンツだけを対象にPurgeを行う「ファイル直接入力」方法から選択して適用します。 (ただし、ファイル直接入力の場合、最大100個まで入力できます。)
Purge ログ
CDNのPurge ログを確認できます。
① Purge ログを確認するCDN サービスを選択します。
② Purge ログ ボタンをクリックします。
③ 最近5回の間、Purgeの適用の内訳を確認することができます。
- ファイル名が誤って入力された場合でも、Purgeは成功と表示されます。
CDN 一時停止
CDNサービスを一時停止できます。
一時停止とは? 一時停止中はコンテンツを転送しません。
① 一時停止するCDN サービスを選択します。
② 一時停止 ボタンをクリックします。
③ 一時停止 ボタンを押すと、リストから状態が 「停止」 に変更されます。
CDN 再スタート/解約
CDNサービスを再スタート/解約することができます。
① 再スタートまたは解約するCDN サービスを選択します。
- 状態が 「停止」 状態の場合のみ遂行可能です。
② 再スタート または CDN 解約 ボタンを押します。
- 再スタートまたは解約が行われます。
CDN 状態の点検
CDNサービスについて自己診断を行うことができます。
① 状態点検するCDNサービスを選択します。
- 状態が「運営中」状態の場合のみ、CDN状態点検ボタンが有効化され、実行可能です。
② CDN状態点検 ボタンをクリックします。
③ CDN状態の点検ポップアップ ウィンドウが確認され、段階別に情報を入力して結果を確認します。
a. 1段階:コンテンツのオリジナルにアクセス可能か確認します。
CDNキャッシュサーバーは、顧客が定義したcachexpire周期ごとにオリジナルコンテンツが変更されているかどうかをチェックし、変更された時にはオリジナルコンテンツに更新します。 接続が正常でない場合、オリジナルの状態を確認します。
b. 2段階:CDNサービスのドメインを確認します。
ドメインが正常に動作しないとCDNサービスが提供されません。 まず、CDNが「運営中」であるかを確認し、顧客保有ドメインを使用する場合、ドメインが正常に登録されているか確認します。
c. 3段階:リクエストしたコンテンツがオリジンサーバーとCDN、両方にあることを確認します。
確認するファイル名を入力し、レフェラードメインがある場合は、当該ドメインを選択し、確認ボタンをクリックすると、当該コンテンツがオリジンサーバー/CDNにあることをそれぞれ確認します。 応答コードとクエリーを提供します。 CDNクエリは、CDN設定に従ってHTTP応答コード/HTTPS応答コードで表示し、クエリもプロトコル、トークンに従って作成します。 トークンの有効期間は1時間とします。
モニタリングおよびイベント
モニタリング
転送量およびリクエスト数を基準にモニタリングを確認できます。
① 対象と期間を選択して転送量とリクエスト数のモニタリングを確認してください。
イベント設定
イベントを設定します。
イベントとは?CDNは使用した転送量、リクエスト数に対して課金します。 今月の累積使用量がイベント設定値を超えた場合は、登録された通知方法に従ってご案内します。 使用量の収集は最大10分ほど遅れて反映されるため、実際の使用量とはちょっと違う場合ができます。
① イベントを設定するCDNサービスを選択します。
- イベントの場合、毎月最大2回発生し、項目別(累積転送量、累積リクエスト数)に1件だけ登録可能です。
②イベント設定 ボタンをクリックします。
③ イベントを設定するCDNサービスが選択されています。
④ 次へ ボタンをクリックします。
イベント項目を設定します。
①累積転送量および累積リクエスト数を選択し、各臨界値を設定し、追加 ボタンをクリックします。
② 次へ ボタンをクリックします。
通知対象を設定します。
通知対象者を既に追加している場合
① 担当者名選択ボックスから通知対象を選択します。
② 管理者を特定のユーザーグループにまとめた場合、ユーザーグループを選択すると、含まれた対象者がすべて指定されます。
③ 通知方法を選択し、追加 ボタンをクリックします。
通知対象者を新たに追加する場合
④通知対象管理 ボタンをクリックします。
設定した項目を最終確認します。
① 設定した内容が正常に反映されたことを確認します。
② 最終確認後、OK ボタンをクリックします。 リストにイベント設定された項目が表示されます。
通知対象の管理
通知対象を設定します。
この機能は、Monitoringサービスを利用します。
① 「対象者グループ」によって、対象者を個別に設定せず、グループごとに設定して管理することができます。 グループの性格に合わせてグループを分類して管理してください。
- 「+」 をクリックすると、新しいグループ名を入力するスペースが表示されます。 グループ名を入力して保存します。 作成されたグループ名は削除/修正可能です。
② 設定したグループに含まれる管理者を追加することができます。 対象者の追加ボタンをクリックして、管理者の名前、メールアドレス、携帯電話番号などを入力して登録してください。
イベント設定ログ
イベント設定ログを確認します。
① イベント設定ログを確認するCDNサービスを選択します。
②イベント設定ログ ボタンをクリックします。
③ 最近1ヵ月間、設定したイベント内容を確認することができます。
イベント解除
設定したイベントを解除します。
①イベント解除するCDNサービスを選択します。
② イベント解除 ボタンをクリックします。
③ イベント解除するCDNサービスを確認し、はいをクリックします。
統計
利用量
選択された期間中に使用された転送量とリクエスト数の利用量を確認することができます。
① 対象と期間を選択し、転送量とリクエスト数の利用量を確認します。
利用タイプ
応答コード別、国別の統計を確認します。
① 応答コード別、国別の統計を確認します。
レフェラー
レフェラードメインを確認します。
① レフェラードメインごとの呼び出し数を確認できます。
FAQ TOP 2
スマートフォンでストリーミングサービスに対応する環境はどうなりますか?
OS別ストリーミングサービス対応のご案内
구분 | HTTP Progressive Download | Apple HTTP Live Streaming |
---|---|---|
iOS | 対応 | 対応 |
Android 2.x | 対応 | 一部対応 |
Android 3.x 以上 | 対応 | 対応(Adaptive Streamingは一部対応) |
Windows 8.x App | 対応 | 一部対応 |
Windows 10.x App/Edge | 対応 | 対応 |
Microsoft IE 9/10/11 | 対応 | 一部対応 |
Chrome | 対応 | 一部対応 |
Mac OS Safari | 対応 | 対応 |
Windows Safari | 対応 | 一部対応 |
- Androidは 4.x 以上で HLSを正式対応
- Android는 HLSで MP3コーデックの一部対応
Secure Token Secure Tokenクエリはどうやって作るんですか?
Jason Web Token標準に従います。 次のURLをご参照ください。
- RFC 文書 : https://tools.ietf.org/html/rfc7519
- JWT 案内ページ : http://jwt.io/
関連情報リンク
以下のガイドで関連情報が確認できます。