目次

開始する前に

Pinpoint Cloudは、大規模な分散サービス及びシステムの性能分析/診断/追跡プラットフォームPinpointをクラウド環境で簡単に使用できる形で提供されます。 NAVERクラウドプラットフォームのコンソールからサービス申請及びサービスの利用に応じた使用量を簡単に確認でき、これまでのOpen SourceバージョンのPinpointユーザーも容易に適応できるよう、Open Sourceバージョンと同じUIを別途のWeb Consoleで提供します。

Pinpoint Cloudコンソールを利用する

NAVERクラウドプラットフォームのコンソールでは、Pinpoint Cloudの使用に必要なRepository管理機能とサービス使用量が確認できる機能を提供します。

Repositoryを管理する

Repositoryを作成する

Pinpoint Cloudサービスを使用するには、Repositoryを作成する必要があります。Repositoryを通じてモニタリング対象のApplicationと収集されたモニタリングDataを区分できます。

1.コンソールにアクセスしてProducts & Service > Management > Pinpoint Cloudメニューに移動します。

2.Repositoryメニューを選択し、[+ Repositoryの作成] ボタンをクリックします。

3.Repositoryの作成ポップアップに作成するRepository名と説明を入力し、[次へ] ボタンをクリックします。

4.RepositoryのAdminアカウント情報を入力します。Admin ID、Password、Adminユーザーの追加情報を入力し、個人情報の取り扱いに同意した後、[作成] ボタンをクリックするとRepositoryが作成されます。

5.Repositoryの作成には最大10分から15分ほどかかります。Repositoryの作成が完了して使用可能な状態になると、Repositoryリストで当該Repositoryは実行中と表示されます。

Repositoryを削除する

使用しないRepositoryはRepositoryリストから削除できます。

  • 削除したRepositoryに保存されていたDataは復元できません。
  • Repositoryを削除してもAgentは自動的に削除されません。

1.コンソールにアクセスしてProducts & Service > Management > Pinpoint Cloudメニューに移動します。

2.Repositoryメニューを選択し、Repositoryリストから削除するRepositoryの [削除] ボタンをクリックします。

3.Repositoryの削除を最終確認する Repositoryの削除 ポップアップが表示されます。Repositoryの削除 ポップアップで [削除] ボタンをクリックすると、Repositoryが削除されます。

Pinpoint Cloudの使用量を確認する

Usage メニューを通じてPinpointの使用量をChart及びTableで確認できます。 使用量を確認するRepositoryと期間を選択し、選択した条件の使用量Dataだけを確認できます。

Usage メニューを通じて確認できる使用量Dataは以下のとおりです。

項目 表示形式 説明
Span Count Line Chart 選択したRepositoryと期間に収集されたSpan CountをLine Chartで表示します。日別のSpan Count収集量の変化が確認できます。
Email送信数 Line Chart 選択したRepositoryと期間に発生したアラームによって送信されたEmail数を、Line Chartで表示します。日別のEmail送信数の変化が確認できます。
SMS送信数 Line Chart 選択したRepositoryと期間に発生したアラームによって送信されたSMS数を、Line Chartで表示します。日別のSMS送信数の変化が確認できます。
国別SMS送信数 Table 選択したRepositoryと期間に発生したアラームによって送信されたSMS数を、送信国別に確認できます。

Pinpoint Cloud Web Consoleを利用する

Pinpoint CloudはこれまでのOpen SourceバージョンのPinpointユーザーも簡単に適応できるよう、Open SourceバージョンのPinpointと同じUI環境を別途のWeb Consoleを通じて提供します。

Agentのインストールと管理

Pinpoint Cloudを利用するには、モニタリング対象のApplicationにPinpoint Agentをインストールする必要があります。

Pinpoint Agentは、モニタリング対象のApplication(Tomcatなど)に接続したJava Agentで実行されます。Pinpoint Agentをモニタリング対象のApplicationに接続するには、モニタリング対象のApplicationを実行する際に-javaagent JVM argumentに$AGENT_PATH/pinpoint-bootstrap-$VERSION.jarを伝達する必要があります。

Agentの環境変数登録とインストール

Web ConsoleからAgentインストールのための環境変数を設定できます。

1.Web Consoleにログインし、右上の [設定] ボタンをクリックします。ドロップダウンメニューから Instanllation メニューを選択します。

2.Application Name、Agent IDを入力し、それぞれCheckボタンをクリックします。

項目 説明
Applicaion Name Web Consoleで各Application Groupを区分するためのIDを設定します。
Agent ID Web Consoleで各Applicationを区分するためのUnique IDを設定します。

3.入力した情報で JVM Argument Info が構成されます。マウスオーバーすると、それをコピーできるボタンが表示されます。

4.Download Link からAgentをダウンロードします。

5.ダウンロードしたPinpoint Agentをインストールします。ダウンロードしたファイルの圧縮を解凍することでインストールは完了し、Applicationの実行オプション 設定とライセンスキーの設定を行ってAgent設定を完了します。 以下は、Tomcat Application ServiceにPinpoint Agentをインストールして設定する方法の例です。

  • Agentをインストールした後、Tomcatの起動スクリプトの$CATALINA_HOME/bin/catalina.shファイルを次のように修正して保存します。

      CATALINA_OPTS="$CATALINA_OPTS -javaagent:$AGENT_PATH/pinpoint-bootstrap-$VERSION.jar"
      CATALINA_OPTS="$CATALINA_OPTS -Dpinpoint.agentId=$AGENT_ID"
      CATALINA_OPTS="$CATALINA_OPTS -Dpinpoint.applicationName=$APPLICATION_NAME"
    

    6.Agent License Key にマウスオーバーするとLicense keyをコピーできるボタンが表示され、$AGENT_PATH/pinpoint.licenseファイルを開いてコピーした License keyを貼り付けてから保存します。

7.Tomcat Application Serviceを実行すると、Pinpoint Agentにより性能情報が収集されます。

Pinpoint Components Log Levelの調整

Pinpointの各コンポーネントのログレベルを調整するには、log4j.xmlファイルを修正する必要があります。

  (...中略)
  <logger name="com.navercorp.pinpoint" additivity="false">
      <level value="WARN"/>
      <appender-ref ref="console"/>
  </logger>

  <logger name="com.navercorp.pinpoint.web.filter" additivity="false">
      <level value="WARN"/>
      <appender-ref ref="console"/>
  </logger>

  <logger name="com.navercorp.pinpoint.web.controller" additivity="false">
      <level value="WARN"/>
      <appender-ref ref="console"/>
  </logger>

  <logger name="com.navercorp.pinpoint.web.applicationmap" additivity="false">
      <level value="WARN"/>
      <appender-ref ref="console"/>
  </logger>

  <logger name="com.navercorp.pinpoint.web.calltree.server" additivity="false">
      <level value="WARN"/>
      <appender-ref ref="console"/>
  </logger>

  <logger name="com.navercorp.pinpoint.web.mapper" additivity="false">
      <level value="WARN"/>
      <appender-ref ref="console"/>
  </logger>

  <logger name="com.navercorp.pinpoint.web.service" additivity="false">
      <level value="WARN"/>
      <appender-ref ref="console"/>
  </logger>
  (...中略)

ユーザーの管理

Pinpoint Cloudは、Repository別にWeb Consoleを使用できるユーザーアカウントを管理する機能を提供します。

ロールの作成

Web Consoleを使用できるユーザーの権限を予め設定し、ユーザーが作成される際にロールを割り当て、ユーザーの権限を制御できます。

1.Web Consoleにログインし、右上の [設定] ボタンをクリックします。ドロップダウンメニューから Role メニューを選択します。

2.Role Listから現在作成されたロールリストを確認できます。

3.Role Listの右上の [+(追加)] ボタンをクリックします。

4.新しく作成するロール名と詳細権限を設定し、下の [保存] ボタンをクリックします。

ロールの削除

Roleリストから削除するロールを選択し、[削除] ボタンをクリックします。

  • ロールを削除する場合、当該ロールが割り当てられているユーザーの権限も一緒に削除されますのでご注意ください。

ユーザーの追加

Web Cosnoleを通じてRepository別にユーザーを追加できます。

1.Web Consoleにログインし、右上の [設定] ボタンをクリックします。ドロップダウンメニューから Users メニューを選択します。

2.Pinpoint Userリストから現在のユーザーリストを確認できます。

3.Pinpoint Userリストの右上の [+(追加)] ボタンをクリックします。

4.新しく作成するユーザーの情報を入力し、当該ユーザーに割り当てるロールを選択します。

5.下の [保存] ボタンをクリックすると、新しいユーザーの作成が完了します。

ユーザの削除

Pinpoint Userリストから削除するユーザーを選択し、[削除] ボタンをクリックします。

ユーザーグループの追加

ユーザーグループを作成すると、ユーザーが閲覧できるApplicationを一括指定し、Alarmを指定する際に通知対象者として一括設定できます。

1.Web Consoleにログインし、右上の [設定] ボタンをクリックします。ドロップダウンメニューから User Group メニューを選択します。

2.User Groupリストから現在のユーザーリストを確認できます。

3.User Groupリスト右上の [+(追加)] ボタンをクリックし、追加するユーザーグループ名を入力します。

4.ユーザーグループリストから当該グループに追加するユーザーを選択します。

Pinpointの主な機能の紹介

Web Consoleの主な機能と使用方法を説明します。

Server Map

Server Mapを通じて分散システムの構成を一目で確認でき、各ノードをクリックして構成要素に関する現在の状態やトランザクション数などの詳細情報を確認できます。

1.Server Map

分散システムの構成を一目で確認できるTotpologyを提供します。
サービスの構成のみならず、ユーザーのリクエストを受けて各ノードに向かうトランザクションの数をすぐに確認できます。
ノードを選択すると、Scatter Chartを通じて当該ノードの詳細情報を確認できます。

2.Scatter Chart

Server Mapで選択したノードの詳細情報を表示します。
選択したノードのトランザクションに対する成功/失敗数、及びレスポンス時間に応じた分布をChartを通じて簡単に確認できます。Scatter Chartを通じて異常なトランザクションを簡単に見つけることができ、Chartで詳細確認が必要な領域をドラッグし、選択した領域に含まれたトランザクションの詳細分析のためのCall Stack分析を開始できます。

3.Realtime Active Thread Chart 現在モニタリング中のApplication内部の有効スレッド数をリアルタイムでモニタリングできます。

Call Stack

分散システムのトランザクションに対するコードレベルの可視性を提供します。これによって、ボトルネックポイントと障害発生ポイントを簡単に識別し、アプリケーションの様々なエラーと例外情報を確認できます。

1.Transaction Scatter Chartを通じて選択したトランザクションのリストを表示します。
トランザクションを選択すると、選択したトランザクションの詳細情報を確認できます。

2.Call Tree トランザクションを実行し、実行されたメソッドとメソッドのレスポンス時間の詳細を確認できます。
Call Treeを通じてボトルネックポイントと障害発生ポイントを迅速に把握し、アプリケーションの様々なエラーと例外情報を素早く確認できます。

Application Inspector

Application inspectorメニューを通じて、Agentの集計されたリソースデータ(stat : cpu, memory, tps, datasource connection count)を確認できます。

Alarm

指標に対するしきい値を設定し、しきい値を超えた場合はSMS/Emailでアラームを受け取ることができます。

アラームを指定できる指標は以下のとおりです。

項目 説明
SLOW COUNT 外部からApplicationを呼び出したリクエストの中で、外部サーバに遅れてレスポンスしたリクエストの数がしきい値を超えた場合、アラームが伝送される。
SLOW RATE 外部からApplicationを呼び出したリクエストの中で、外部サーバに遅れてレスポンスしたリクエストの割合(%)がしきい値を超えた場合、アラームが伝送される。
ERROR COUNT 外部からApplicationを呼び出したリクエストの中で、エラーが発生したリクエストの数がしきい値を超えた場合、アラームが伝送される。
ERROR RATE 外部からApplicationを呼び出したリクエストの中で、エラーが発生したリクエストの割合(%)がしきい値を超えた場合、アラームが伝送される。
TOTAL COUNT 外部からApplicationを呼び出したリクエストの数がしきい値を超えた場合、アラームが伝送される。
SLOW COUNT TO CALLEE Applicationの内部から外部サーバを呼び出したリクエストの中で、slow呼び出しの数がしきい値を超えた場合、アラームが伝送される。メモ項目に外部サーバのドメインやアドレス(ip、port)を入力する必要がある(ex. naver.com, 127.0.0.1:8080)
SLOW RATE TO CALLEE Applicationの内部から外部サーバを呼び出したリクエストの中で、slow呼び出しの割合(%)がしきい値を超えた場合、アラームが伝送される。メモ項目に外部サーバのドメインやアドレス(ip、port)を入力する必要がある(ex. naver.com, 127.0.0.1:8080)
ERROR COUNT TO CALLEE Applicationの内部から外部サーバを呼び出したリクエストの中で、errorが発生した呼び出しの数がしきい値を超えた場合、アラームが伝送される。メモ項目に外部サーバのドメインやアドレス(ip、port)を入力する必要がある(ex. naver.com, 127.0.0.1:8080)
ERROR RATE TO CALLEE Applicationの内部から外部サーバを呼び出したリクエストの中で、errorが発生した呼び出しの割合(%)がしきい値を超えた場合、アラームが伝送される。メモ項目に外部サーバのドメインやアドレス(ip、port)を入力する必要がある(ex. naver.com, 127.0.0.1:8080)
TOTAL COUNT TO CALLEE Applicationの内部から外部サーバを呼び出したリクエストの数がしきい値を超えた場合、アラームが伝送される。メモ項目に外部サーバのドメインやアドレス(ip、port)を入力する必要がある(ex. naver.com, 127.0.0.1:8080)
HEAP USAGE RATE heapの使用率がしきい値を超えた場合、アラームが伝送される。
JVM CPU USAGE RATE ApplicationのCPU使用率がしきい値を超えた場合、アラームが伝送される。
SYSTEM CPU USAGE RATE サーバのCPU使用率がしきい値を超えた場合、アラームが伝送される。
DATASOURCE CONNECTION USAGE RATE ApplicationのDataSource内部のConnection使用率がしきい値を超えた場合、アラームが伝送される。
DEADLOCK OCCURRENCE Applicationでデッドロック状態が検知された場合、アラームが伝送される。
FILE DESCRIPTOR COUNT 開いているFile Descriptorの数がしきい値を超えた場合、アラームが伝送される。

アラームを設定するには以下の手続きが必要です。

1.Web Consoleにログインし、右上の [設定] ボタンをクリックします。ドロップダウンメニューから Authentication & Alarm メニューを選択します。

2.Application リストからAlarmを設定するApplicationを選択します。

3.Alarm リストの右上の [+(追加)] ボタンをクリックします。

4.アラーム項目基準点(しきい値) を設定し、しきい値を超えた場合に通知を受けるユーザーグループと通知方法を選択します。

5.[OK] ボタンをクリックして入力した内容を保存します。

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