NAVERクラウドプラットフォームの商品使用方法をより詳細に提供し、様々なAPIの活用を助けるために [説明書]と [API 参照書]を使い分けて提供しています。
使う前に
Q. WORKPLACE Developersは誰でも利用できますか?
- WORKPLACE 商品を使用している顧客社はすべてDevelopersを使用できます。
Q. 会社のすべての管理者はWORKPLACE Developersにアクセスできますか?
- Developersにアクセスできる管理者はWORKPLACE 申込者で、追加で開発作業のためにDevelopersメニューにアクセスが必要な担当者がいれば、NAVER CLOUD PLATFORM Sub Accountアカウントを発行して管理者を追加することができます。 アカウント発行時のアクセスタイプはConsole Accessで、ポリシー名はWORKPLACE 管理者(NCP_WORKPLACE_K_MANAGER)で追加してください。 詳しい内容はSub Account説明書を参照してください。
紹介
WORKPLACE Developersは、WORKPLACEのデータにアクセスして機能を制御したり、WORKPLACEとの連携を円滑にする開発者ツールです。 顧客社が従来使用していた企業情報システムとWORKPLACEを連動させることで、企業情報を一つのシステムで楽に管理できるようにします。 Developersを通じて顧客社のSSOページと連携したり、Legacyの組織や社員情報を連携させて管理二元化を最小化できます。
利用の手続き
① WORKPLACEのマイクロサイトにアクセスします。[導入のお問い合わせ]をクリックして問い合わせフォームを作成します。
② WORKPLACE 申し込みます。
- Developersを使用するためには、まずWORKPLACEが申込されていなければなりません。
- WORKPLACEが申込されていない場合は、Developers画面に下記のように商品の未申込の案内が表示されます。
③ NAVERクラウドプラットフォームコンソールのWORKPLACE Developersで各項目連携を「ON」に設定します。
④ 提供されたAPIガイドを参照して連携します。
基本設定
DevelopersはWORKPLACEのデータにアクセスしてこれを制御できるAPIを提供しており、サービスを安全に利用できるよう顧客社別API連携キー(CompanyId)を発行しています。 API連携キー(Company Id)値は、APIを呼び出したユーザが権限を持つユーザかどうかを識別するツールです。
API連動時WORKPLACE Developers > 基本設定画面に提供される連携キーを活用してください。
Logout URL
顧客社のシステムでログアウトすると、WORKPLACEまで一緒にログアウトされます。 詳しい説明は説明書を参照してください。
ユーザー定義社員の検索
ユーザー定義社員検索は、両システム間の一つの検索ウィンドウで社員検索を可能にする社員統合検索連携を意味します。
ユーザー定義社員検索は、SSO連携が先にONに設定されている必要があります。
① 「WORKPLACE Developers > ユーザー定義社員検索」を選択します。
② Custom URLを入力して適用ボタンを押します。
(Custom URL 例: https://companydomain/search?keyword=#SEARCHTEXT#
)
ワークフロー連携
ワークフロー連携を設定すると、WORKPLACEの様式別の決裁状態が顧客企業の企業情報システムに送信され、顧客企業のLegacyで追加で活用できます。
ワークフローの設定
① 「WORKPLACE Developers > ワークフロー連携 > ワークフローの設定」を選択します。
② 「検索]をクリックして決裁状態の送信を受け取る様式を追加します。
③ ポップアップで様式を選択します。
④ 送信を受け取る様式情報を設定します。
- 状態:送信を受け取る決裁状態にチェックします。
- Callback URL: 顧客企業の企業情報システムを呼び出すCallback URLを入力します。http通信で受信される顧客企業別のURLです。
- 連携に関する詳しい案内はワークフロー連携APIガイドをご参照ください。
⑤ 「適用]をクリックしてワークフロー連携設定を完了します。
- 送信された内訳は[送信内訳]メニューから日別に照会できます。
送信内訳
Developersでワークフロー連携を設定した後、顧客企業の企業情報システムから送信されたワークフローの決裁内訳を照会します。
① 「WORKPLACE Developers > ワークフロー連携 > 送信内訳」を選択します。
② 送信内訳を照会します。
- 再送信:送信失敗内訳の選択後、[再送信]ボタンをクリックして再び送信できます。
- 失敗事由:送信失敗内訳に対する事由を確認できます。
連携によるWORKPLACE画面の変更事項
連携設定を完了すると、WORKPLACE 使用環境は次のように変更されることがあります。
SSO設定時、WORKPLACEの機能制限と画面変更
「WORKPLACE Admin > セキュリティ > パスワード ポリシー管理」メニューが公開されません。
WORKPLACEでログインする際、顧客社の企業情報システムのログインウィンドウを使用します。
ユーザー定義社員検索設定時の画面変更
WORKPLACEで社員検索時に、顧客社の企業情報システムの社員検索ウィンドウを使用します。
「メンバー>基本情報設定」の「社員検索の公開有無」項目が表示されません。
社員連携時の画面変更
マイ情報
社員を顧客社のシステムと連携させる際、「WORKPLACE メンバー > アカウント管理」 のステータス変更(一時停止)、招待メールの再送信機能は使用できません。
メンバー > アカウント管理
社員を顧客社のシステムと連携させる際、「WORKPLACE メンバー > アカウント管理」 のステータス変更(一時停止)、招待メールの再送信機能は使用できません。
メンバー > 社員管理
社員を顧客社のシステムと連携させる場合、「WORKPLACE メンバー > 社員管理」で社員を追加することはできません。
メンバー > 人事カード > 基本情報
社員連携時、人事カード基本情報のすべてのデータは照会のみ可能で、写真登録や情報の編集機能は使用できません。 社員情報の[保存]、[キャンセル]ボタンは、画面に表示されません。
メンバー > 人事カード > 追加情報
社員連動時、人事カード追加情報の人的事項は保存/取り消し可能で、下段のその他の情報がある場合は照会のみ可能です。
メンバー > メンバー情報 > 基本情報設定
社員連携時、基本情報設定の職級、役職、Reports To、社員番号、携帯電話、生年月日、会社の電話番号の「使用の有無」項目は、[はい]の状態で無効化され、編集できません。
職級·役職連携設定時の画面変更
基本情報設定>職級/役職
職級/役職を顧客社システムと連携させた場合、WORKPLACEの基本情報設定画面の「使用の有無」項目は、[はい]の状態で無効化され、編集できません。 各項目をクリックすると、右側の詳細区分は照会のみ可能で、多言語使用時は職級/役職名多言語入力ウィンドウは使用できず、照会のみ可能です。 職級/役職 [追加]、[削除]、[上下順の変更]、[保存]、[キャンセル] ボタンは、画面に表示されません。 その他の基本情報項目(例:Reports To、社員番号など)が連携していない場合、[保存]ボタンは表示されます。
部署連携時の画面変更
部署を顧客社のシステムと連携させると、「WORKPLACEメンバー > 組織情報 > 組織図」画面は照会のみ可能です。
社員番号連携設定時の画面変更
基本情報設定 > 社員番号
社員番号を顧客社システムと連携させる場合、WORKPLACEの基本情報設定画面の社員番号を使用するかどうかは、[はい]状態で無効化され、編集することはできません。
メンバー情報>社員番号管理
社員番号を顧客社システムと連携させると、社員番号の管理画面は照会のみ可能で、編集できません。
追加情報の連携設定時の画面変更
追加情報を顧客社システムと連動させた場合、WORKPLACEの追加情報設定画面の[追加]、[順序変更]、[変更]、[削除]、[保存]、[キャンセル]ボタンは、画面には表示されません。
- ユーザー定義社員検索連携時、「社員検索の公開有無」の項目は表示されません。
- ユーザー定義社員検索未連携、追加情報のみ連携すると、「社員検索の公開有無」項目はセレクトボックスで表示され、公開有無を選択できるようになります。