ご使用にあたって
Q. NAVERクラウドプラットフォームWORKPLACEに基本情報を設定する理由は何ですか?
- WORKPLACEは、会社情報を生成、蓄積、そして同時に共有するシステムです。従って情報保管前にどのような情報をどのように保管するかに対し、それぞれの勤怠、メンバー、会計、費用、ワークフローの基準の設定が必要です。
Q. 社名が変更されました。
- 社名情報が入っている各メニューから直接修正できます。WORKPLACEのAdminで、会社情報の管理、作業場の管理、会社のロゴ及びカラーの管理から社名を変更してください。
- 組織図から最上位の組織名を変更します。「メンバー>組織図」に移動し、「組織改編」をクリックします。組織改編ポップアップで最上位の組織を選択し、部署名が変更された社名に変更します。反映予定日に今日の日付を入力すると、すぐに反映されます。
- WORKPLACE URLで使用されている会社のIDは、オンラインからはすぐに変更することが困難です。サポートセンターまでお問い合わせください。
Q. 会社の休日設定と年次差引の設定の違いは何ですか?
- 会社の休日設定では、国別のカレンダー情報に基づいた休業日及び週休を設定します。会社創立記念日のような毎年繰り返される休業日を設定しておくと、別に休暇の申し出がなくても、年次差引せずに休みになります。指定された休日中に年次差引が必要な休日の場合は、「勤怠>年次差引の設定」から勤務区分を変更します。
Q. 2つの言語以上を使用することができますか?
- WORKPLACEの管理者は、基本言語と、ユーザーが追加で使用する言語を設定します。ユーザーは、管理者が設定した言語の中から本人の画面に表示される言語を選択することができます。ただし、基本言語に設定された項目は必ず入力する必要があります。
Q. 会社のアイデンティティをWORKPLACEに適用したいと思います。
- 会社のロゴとカラー設定を通じてWORKPLACEのログイン画面、メイン画面に会社のアイデンティティ演出が可能です。
概要
WORKPLACEの基本情報の設定を通じて、会社のカスタマイズ情報管理環境を構築します。
会社の基本情報を入力して、ロゴ及びメインカラーを設定し、会社のアイデンティティをWORKPLACEに適用します。サービスの上段のメニューにWORKPLACE拡張サービスと会社ホームページなどの関連サイトへのショートカットを登録すると、使用アクセシビリティを向上させることができます。会社の休業日の管理はWORKPLACEが提供する国別のカレンダーで簡単に設定することができます。言語・タイムゾーンの設定でグローバルビジネス環境に最適化された業務環境を提供することができます。
WORKPLACE管理の流れ
- WORKPLACEは登録後すぐに使用できるように設定を完了して提供します。必要に応じて、デフォルトの環境メニューから内容を追加することができます。
- 社員情報の登録を担当する人事管理を招待して、社員登録のためのパスワードポリシーを検討します。
- 管理者の役割についての説明は、 WORKPLACE スタート > 管理者の役割 の内容をご参考にしてください。
WORKPLACE 管理サービスに接続方法
- WORKPLACE Adminメニューはマイスペースのサービス上段メニューに含まれています。
- Adminメニューは、管理者権限を持つユーザーの画面のみ公開されます。
会社情報管理
登録時に入力した会社情報が、基本的に反映されています。
- 会社情報に入力された内容は、事業所管理メニューの中の会社情報に反映され、事業所のリストに追加されます。
- 多言語を使用している場合、会社名及び事業所名の多言語入力ボタン「A」をクリックして多言語情報を入力します。
- 会社住所の入力時に英語アドレスを追加することができます。
- 社印の画像を登録しておけば、証明書を直接発行する時に社印が押印された証明書を出力することができます。
- WORKPLACEを申し込む時に、コンソールで設定した国、GMT時間、基準通貨、言語のデフォルト値を確認することができます。
- 会社URLは変更できません。
事業所管理
事業所を登録し、情報を入力します。登録時に入力した会社情報が事業所に追加されます。追加をクリックして事業所を追加することができます。
- 事業所情報で 付加価値税申告に「はい」をチェックすれば、会計サービスで付加価値税の管理が可能です。
- これ以上使用しない事業所は、使用有無から「いいえ」をチェックして変えたり、事業所情報を削除することができます。
- 社員情報が登録された事業所や伝票カード預貯金が登録された事業所は、削除することができません。
- 権限管理で、事業所別に会計管理者及び会計担当者の権限を付与することができます。
言語・タイムゾーンの設定
WORKPLACEで、管理者が入力値の言語を選択することができます。
- 多言語使用の有無を設定することができ、選択した言語に応じて追加及び管理が可能です。
- グローバルタイムを設定することができます。
入力値の言語とは?
- 不在の日程名(例: 年次、外勤、出張)、肩書き(例: 部長、課長、研究員)など、管理者が設定した値のことを言います。
会社のロゴ及びカラーの管理
WORKPLACEの代表URLのログインページ、PC画面、モバイルアプリの読み込み及び画面の上段に表示された会社のロゴや会社名を設定することができます。カラーを設定すると、WORKPLACEに会社のアイデンティティを強化することができます。ロゴの形の変形を防ぐために推奨される解像度の画像を使用します。
① 会社名を入力するか、ロゴ画像を登録します。画像は、透明な背景の390x48pixelを勧めます。
② WORKPLACEの基本ロゴの露出(使用しない)、社名の露出やロゴ画像の露出を設定します。
③ メニュー領域の背景色及びポイントカラーを設定します。
[WORKPLACE PC - メニューの背景色を適用した例]
[WORKPLACE PC - 社名及びカラーを適用した例]
会社のロゴイメージを適用した場合は、PCからの文書を出力する時に下段に会社のロゴが表示されます。
[WORKPLACEモバイル - カラーを適用した例]
サービスページの上段メニュー
サービスページの上段にWORKPLACEの拡張サービスと会社のホームページのように頻繁に訪問するサイトのショートカットをメニューに登録しておくと、アクセスしやすくなります。 WORKPLACEの管理、人事、ワークフロー、会計、費用サービスとNAVER WORKSサービスは、アクセス許可がある場合、基本的に提供されます。
- 登録された画像がない場合には、デフォルトの画像が表示されます。画像の推奨仕様は3MB未満、20x20pixel、PNGファイルです。
- サービスをクリックすると、サービスページが立ち上がるところを新しいウィンドウ開き・現在のウィンドウの切り替え・指定ウィンドウの開きの中から選ぶことができます。
サービスページの上段メニューの構成例
- Admin、メンバー、ワークフロー、会計、費用、勤怠メニューは、権限獲得時に上段のメニューに自動的に追加されます。
ご利用中の商品及び役割別に基本的で提供するサービスの上段メニュー
[ユーザー]
基本的に提供するメニュー | WORKPLACE | WORKPLACE 「Collabo」 | WORKPLACE 「Collabo+」 |
---|---|---|---|
メッセージ | ○ | ○ | |
メール | ○ | ○ | |
カレンダー | ○ | ○ | |
アドレス帳 | ○ | ○ | |
ドライブ | ○ | ○ | |
オフィス | ○ | ○ |
[管理者]
基本的に提供するメニュー | NCP 管理者 | WORKPLACE 管理者 | ワークフロー管理者 | メンバー管理者 | 会計管理者 | 費用管理者 | 勤怠管理者 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
WORKPLACE 管理 | ○ | ○ | |||||
ワークフローサービス | ○ | ○ | ○ | ||||
メンバーサービス | ○ | ○ | ○ | ||||
会計サービス | ○ | ○ | ○ | ||||
費用サービス | ○ | ○ | ○ | ||||
勤怠サービス | ○ | ○ | ○ |
会社の休業日の管理
会社の休業日・休日を設定します。休業日の情報は、「年次差引の設定」の基準情報として反映されます。
① 国別のカレンダー使用の有無及び週休を設定します。基準言語を「韓国語」に設定すると韓国のカレンダーが自動的に反映されます。
- 週休日に設定された日は、休日と表示されます。
- 勤務サービスを使用する場合や勤務方式を設定する時、会社の週休日は無視され、勤務方式による週休(休業日及び休日)の情報が反映されます。
② カレンダーの特定日を選択して、会社の休業日に指定します。
- 会社の休業日に指定された日は休業日と表示されます。
③ 国別のカレンダーの使用、あるいは会社で休業日を指定する時に、休業リストに休業日が表示されます。
会社の休業日に設定された日に使われたコストを精算する時、精算後でも事後管理が可能です。[コスト]> [レポート]> [休日の使用状況]から会社の休業日に使われたコストの精算については、精算書の作成者に説明を求めることができます。
休日変更事項は、次の項目に影響する場合があります。調整が必要な場合は、勤怠管理者が勤務時間の変更と有休の調整を手動で行わなければなりません。
- 勤務時間に合算される不在申請があった場合、既に申請した不在日が終日勤務だったとしても休日に変更されません。
- 勤務方式が設定された過去の日付は、当日が勤務日だった場合は休日に変更されません。
マイスペース管理
マイスペースに表示する項目を管理します。管理者が設定した表示項目はすべての社員に共通して適用され、ユーザーが解除することはできません。管理者が選択しなかった項目に対して追加設定を行いたい場合、ユーザーが個別に修正することができ、マイスペースの設定ポップアップで追加します。
- ガイド:ユーザーの マイスペースでワークフローの作成ガイド(「メンバーの照会/決裁文書の作成/文書の決裁/文書の照会/通知設定」)の表示可否を設定します。
- Task: ユーザーのマイスペースで処理する文書/私の休暇日程/出退勤/今月の精算内訳/未精算内訳(費用計画)/今週の通知内訳カードの表示可否を設定します。
- すぐ作成する:ユーザーのマイスペースに書式のショートカットを設定します。基本的に提供される「一般」書式以外に、会社が作成した書式がある場合にもショートカットを設定することができます。
- 会社で勤怠/経費サービス、または費用計画を使用しない場合、一部項目が見えなくなることがあります。
最新の共有ニュース管理
ユーザーの「共有する最新のお知らせ」画面に表示される領域を設定します。
不在日程
領域: 勤怠サービスを使用中の場合は「不在日程」領域が「使用」として追加され、「ユーザー > 共有する最新のお知らせ」に領域が表示されます。
- 不在日程テンプレートで作成された文書が並べられます。不在日程文書は他の領域に表示されるように設定できません。
- 使用しないに変更すると「ユーザー > 共有する最新のお知らせ」に「不在日程」領域は表示されません。
経費
領域: 経費サービスを使用中の場合は「経費」領域が「使用」として追加され、「ユーザー > 共有する最新のお知らせ」に領域が表示されます。
- 経費計画/経費精算申請テンプレートで作成された文書が並べられます。経費計画/経費精算申請文書は他の領域に表示されるように設定できません。
- 使用しないに変更すると「ユーザー > 共有する最新のお知らせ」に「経費」領域は表示されません。
領域追加
: [追加]をクリックすると、新しい領域を追加できます。
- 区分名を入力します。(例: 勤務)
- 使用要否を「使用」に設定します。
- 「見る」をクリックし、テンプレートを指定します。ポップアップから登録するテンプレートを選択し、[登録]ボタンをクリックします。当該テンプレートで作成された文書がこの領域に表示されます。
サービス使用の設定
WORKPLACEで勤怠、経費サービスの使用有無を設定します。
勤怠サービスを使用すると、会社の特性に合わせた働き方を生成し、社員ごとに勤務パターンに基づいて出退勤を記録することができます。社員の通勤時間は労働時間として計算され、遅刻や早退、義務労働(コアタイム)を管理することができます。
経費サービスを利用すると、経費精算申請の際に内外部の出席者を追加して経費使用を明確に管理することができます。会社の経費使用ルールを予め設定し、社員自らが経費のルールに合わせて使用したのかをチェックすることができます。会食費など予算管理が必要な場合、会食費として支出される予算を部署別に割り当て、月別に一定金額を使うように管理することができます。
① 「Admin>サービス使用の設定」メニューに移動します。
② 「勤怠」サービスの使用有無を決めます。
③ 「経費」サービスの使用有無を決めます。
「勤怠」サービス未使用時の画面変化
- マイスペースに出退勤ON/OFF エリア、不在記錄エリアが表示されません。
- 「マイスペース>文書作成」に休暇申請、勤務計画の申請(使用時)、勤務結果の申請書式が表示されません。
- 「マイスペース>マネジメント」メニューが表示されません。
- 「メンバー>社員情報」に入社日が必須値から解除されます。
- 「Admin>権限の管理」で勤怠管理の権限が削除されます。
- サービスメインメニューに「勤怠」メニューが削除されます。
- データバックアップ時、勤怠データはバックアップされません。
「経費」サービス未使用時の画面変化
- マイスペースに今月の精算内訳、経費計画の未精算内訳(経費計画使用時)カードが表示されません。
- 「マイスペース>文書作成」に経費計画の申請(使用時)、経費結果の申請書式が表示されません。
- 「マイスペース>経費管理」メニューが表示されません。。
- 「Admin>権限の管理」で経費管理の権限が削除されます。
- サービスメインメニューに「経費」メニューが削除されます。
- データバックアップ時、経費データはバックアップされません。
パスワードポリシーの管理
パスワードポリシーを設定します。最適なセキュリティ管理のための設定が基本的に提供されます。
モバイル端末状況
WORKPLACEに接続されたユーザーのモバイル機器の情報を確認します。
ログイン状況照会
ユーザーのWORKPLACEにアクセス状況を確認します。
- ドメイン内のログインを追跡し、成功、失敗、または疑われるログインを表示します。
- ログイン情報の保管は、最大3ヶ月が限界です。
- 検索期間は最大1ヶ月しか選択できません。
- データをダウンロードして確認することができます。
サポートセンターにアクセス許可
WORKPLACEを使用中に発生したエラーを処理する際に、お客様の情報にアクセスして問題の原因と解決策を見つけなければならない場合、お客様に同意を求めた後、その情報にアクセスしなければなりません。エラーを解決した後、そのページから同意チェックを外し、サポートセンターにアクセスすることを遮断することができます。
弊社(NAVERクラウド(株))は、アクセス目的のためにだけ、情報にアクセスするので、弊社は重大な過失がない限り一切の責任を負いません。
① 「セキュリティ>サポートセンターにアクセス許可」メニューに移動して「同意する」をチェックしてください。
② 「保存」をクリックします。
接続IPの設定
WORKPLACEはどこからでもアクセス可能なパブリックネットワークを使用しているが、会社が使用しているプライベートネットワークでのみWORKPLACEに接続できるように設定することができます。 WORKPLACEモバイルアプリ、NAVER WORKアプリでは、接続IPの設定と関係なく使用可能です。
① 「Admin>セキュリティ>接続IPの設定」 メニューに移動します。
② 接続IPの制限の有無を選びます。
③ ②で「指定したIPのみ接続を許可」を選択するとき、許可するIPまたはIP帯域を入力します。
- IP指定に役に立つように右上にマイ接続のIPアドレスを提供しています。
- 会社のIPアドレス(xxx.xxx.xxx.xxx)及び帯域(xxx.xxx.xxx.0/24)を確認して、指定したIPのみアクセスできるようにします。
- 許可されたIPアドレスの範囲外での接続時のログインは制限されます。
④ 「代表管理者は全てのIPで接続許容」をチェックし、代表管理者はアクセス制限なしに全てのIPで接続にすることができます。
代表者は、WORKPLACEの管理者の中でも「代表」表示がついている社員で、NAVERクラウドプラットフォーム管理権限とWORKPLACEの管理権限を同時に持つ1人のユーザーを「代表WORKPLACE管理者」と定義します。代表管理者の変更は、管理者役割の説明をご参考にしてください。
⑤ 「保存」をクリックします。
もし接続のIPアドレスを誤って入力してしまい、すべての社員がWORKPLACEへ進入できなくなった場合は、サポートセンターまでお問い合わせください。
関連情報のショートカット
下記のガイドで関連情報を確認することができます。